バンクドスラロームに適した板とは?
バンクドスラローム にハマるとバンクドスラローム ではどんな板が良いんだろう?バンクドスラローム に適した板に乗ったら速く滑れるんじゃないか?ってなりますよね。実際、僕がそうでした(笑。

バンクドスラローム に向いているスノーボードの形状
一般的にバックシートキャンバーと呼ばれている形状の板がバンクドスラローム には向いていると言われています。
バックシートキャンバーというのは、前足付近がフラットで後ろ足部分はキャンバーがついた板の事です。
板の前半が平らなのでバンクの面に合わせやすく操作性に優れていて、後半にキャンバーのある後ろ足でしっかり踏んで加速するという事が出来ます。
フリーライド系の板がお勧め
やはりバンクドスラローム は滑走能力が試される種目なのでツインではなくディレクショナルのフリーライド系の板が適していると思います。またソールの素材も滑走性の良い物の方が良いですね。
小西隆文さんが天神バンクドスラローム を優勝した時に乗っていた板
僕が今乗っているのは、小西隆文さんが天神バンクドスラローム で優勝した時に乗っていた板と同じモデルのROME SDSのMountain divisonです。上で書いたバックシートキャンバーの形状の板です。
2シーズンこの板に乗っていますが本当にフリーランは最高に滑りやすいです。荒れたパウダーのボコボコバーンでも板のコントロールがしやすくガンガン攻められます。普通のパウダーランはもちろんツリーランも調子良いですし、カービング性能も良いです。
フレックス(板の柔らかさ)はカタログには10段階で8になっていますが、自分的には固すぎず柔らかすぎずちょうど良く感じます。ちなみに体重は63kgで脚力も弱めです。
身長が176cmなので161cmのモデルと悩んだんですが、ツリーランが好きでほとんど林の中で滑っているので長いと邪魔に感じる事が多いので155cmにしました。
この板を選ぶ時にRomeのサイトをチェックしたんですが、ライダーが「フリーライド最強!」と声を揃えて書いていたので欲しくなっちゃいました(笑。
Mountain division ROME SDS 公式ページ
来期、期待の板 ROME SDS Ravine select
来期からRavine selectという新しいモデルがラインナップに加わる様です。小西隆文さんが現在使用してるのがこの板だそうでかなり気になります。
フリーライドのモデルですがパウダーからカービング、パークまで全部これ一本で出来ると言ってますね。もちろんバンクドスラローム にもお勧めな板です。
先期から発売されていたRavineのハイエンドモデルになるのかも知れません。Ravineはパウダーよりのボードで柔らかめな板なので、もしかしたら少しフレックスが硬いモデルなんじゃないかと想像してます。あとはソールの素材が良いものを使っていたりするのかも知れません。
この板もバックシートキャンバーなんですが、ノーズ部分が3D形状になっていて雪面をより面でとらえやすくなっているそうです。
ROME Ravin
2019からラインナップに加わったRavine。
この板の特徴はテーパーと言ってノーズが太く、テールが細い形状になっています。パウダーではしっかりノーズが浮いて、ツリーランでもテールが細いので抜けが良いという、自分的にはこれはかなりポイント高いです!
RomeのYoutubeチャンネルで言っていたんですが、このパウダー向けのテーパーシェイプでありながらカービング性能も兼ね備えているボードという事です。
フレックスは10段階で5と柔らかめで、ソールの素材もMountain Divisionより下のグレードが使われている様なのでレース用としては「う〜ん」という感じですが普段乗りには楽しそうなボードですね。
なのでもしRavine selectでフレックスが少し硬めになりソールの素材も良いものになっているなら欲しくなってしまう一本です。
まとめ
バンクドスラローム には
フリーライド系の板
バックシートキャンバー
ソール素材の良いもの
の3つのポイントを頭の片隅に置いて板を選んでみて下さい。
が結局は乗ってる人次第なのはいうまでもありません(汗。僕もMountain divisionを乗ったからといって勝てる様になったかというとそういう訳ではないので…

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