カーバー(Carver)スケートボードとは?
カーバーは元々サーフィンのオフトレ用のスケートボードとして開発されたものなんですが、やはり同じ横ノリスポーツなのでスノーボードにも通じる部分が多くスノーボーダーの間でも人気が出てきました。
特徴としては
普通のスケートボードやロングスケートボードよりも曲がりやすく小回りが効き、パンピング(板を押し出す様な動作)をすれば平地でも進みますし、坂道も上がっていけるくらいです。切れ上がる様なターンが出来るので深くターンする事でスピード調節が出来ます。
ウィール(タイヤ)が大きくて柔らかいので多少荒れた道路でも問題なく遊べて音も静かです。狭いスペースや坂がない所でも気軽にオフトレ出来るのは良いですよね。
僕はこの動画を観てスノーボードで地形を滑る感覚と近いと感じましたし、何よりカッコいい!と興奮してしまいました。
ロングスケートボードとの違い
ロングスケートボードの場合はある程度な斜面と距離がないとスノーボードを滑る様な感覚は得られないですし、そうするとかなりのスピードが出るので中々滑る場所自体が少ないし気軽に出来ません。
動画を観てもらったらわかると思うのですが、狭いスペースや平地でも楽しく滑れてしまうのがカーバーの良いところですね。
カーバーの選び方
まずカーバーの選び方ですが、デッキ(板)の長さよりもホイールベースの長さが重要になってきます。
ホイールベースというのは、トラック(タイヤの着いた金具)と金具の長さの事です。ホイールベースが長いとターン弧が大きくなり、短いとターン弧が小さくなります。
このホイールべースが16インチ(40.64cm)から17インチ(43.18cm)前後の物がバランスがよくお勧めです。
C7とCXトラックはどっちが良いの?
まずトラックというのはウィール(タイヤ)とデッキ(板)をつなぐ金具の事です。
カーバーには主にCXとC7の2種類のトラックがあるんですが、価格的にはC7が高いので良いのかと思ったらCXの方が好評で大抵の人はCXを使う事を勧めています。
CXの特徴としては
CXの方が新しい製品になります。構造がシンプルな為、軽くメンテナンスの必要がないという点。トラックの動く幅がC7に比べて狭い為、反応が早くターンが楽にできる
C7の特徴は
構造が複雑なので重くメンテナンスがいる。その反面トラックの硬さを細かく調節出来るメリットもある。トラックの動く幅が大きい為、振り幅が多い分、反応が少し遅くある程度の慣れが必要。
トラック選びの結論
好みでどちらでも良いとは思うんですが使いやすく軽いCXを選ぶのが良いと思います。
C7はどちらかというと玄人向きな感じですね。と言ってもCXが初心者向きというわけではなく上の動画でもCXトラックが使われています。
カーバーのお勧めモデル
31″ Resin
カーバーの定番人気モデルです。とりあえずこれを買っておけば間違いないと思います。上の動画の大きい方の子が乗ってるのがこのモデルの旧モデルです。
長さ31インチ(78.74cm)、幅 9 3/4インチ(24.765cm)、ホイールベース17インチ(43.18cm)
31.25″ Knox Quill
有名なプロサーファーTaylor Knoxのシグネチャーモデルです。プロモデルと聞くと初心者には不向きなのかとも思ってしまいがちなんですが、デッキの幅が広く安定するので初心者にもお勧めのモデル。Resinのスペックと比べると全て少し大きいので確かに安定しそうです。
長さ31 1/4インチ(79.375cm)、幅9 7/8インチ(25.08cm)、ホイールベース17 1/2インチ(44.45cm)
31.5″ Origin
カーバー21年の歴史の集大成と言われてるモデルです。コンケーブ(デッキの反り)が強く小さい力でターンが出来るのが特徴。小柄な人や女性とも相性が良い。上の2つと比べるとホイールベースが短いので強いコンケーブと合わせてクイックな動きが出来そうですね。
長さ31.5インチ(80cm)、幅9 3/4インチ(24.765cm)、ホイールベース15 1/4インチ(38.735cm)
28″ Snapper
小柄な人や子供にお勧めのモデル。上の動画で小さい方の子が乗っているモデルです。
長さ28インチ(71.12cm)、幅9 5/8インチ(24.45cm)、ホイールベー15 3/8インチ(39.05cm)
Carver skateboards Japan 公式ページ
